リハビリテーション科理念
- 患者さんの機能・能力障害に対して回復を図り、病前の生活を目指すこと
- 患者さん及びそのご家族がその人らしい生活を送れるよう援助すること
リハビリテーション科概要
病院リハ部門は理学療法士5名、作業療法士2名の計7名で入院83床と外来リハビリテーションをカバーしています。施設基準は運動器リハビリテーションⅠ(約60%)、呼吸器リハビリテーションⅠ(約10%)、脳血管等リハビリテーションⅡ(約30%)となっています。
当地域も急速な高齢化に伴い、大腿骨頚部骨折や腰椎圧迫骨折などの整形外科疾患が増加しています。当院は医師、看護師と連携のもと、手術翌日からリハを開始できる体制を整えています。更に協力病院(日本医科大学千葉北総病院)の紹介による整形外科急性期リハも積極的に行っています。また、身体障害者支援施設や特別養護老人ホームからの肺炎や廃用症候群など加齢に伴う疾患の方も多い傾向です。
平均在院日数は約21日ですが、ある程度時間をかけて自宅復帰を目指す患者さんは亜急性期病床に転床することで、更に集中的なリハビリテーションを受けることが可能です。自宅退院にあたっては、福祉機器の導入や住環境整備、動作指導のため、リハスタッフが患者さん宅へ伺い訪問指導を行うこともあります。
転倒予防教室や脳卒中教室、高次脳機能障害支援なども企画、検討しています。
医師や義肢装具士との連携体制

伊藤医師(整形外科部長兼リハビリテーション科部長)着任により、患者様さんへのよりきめ細かな対応が可能となりました。医師を交えたカンファレンスの充実や回診同行、義肢装具士の常駐拡大(月・水・金)体制を整えております。また手術後患者さんのフォローアップを目的に、リハスタッフが整形外科手術に立ち会うこともあります。
退院後のリハビリテーション

退院後、通院可能な方は必要に応じて同じリハスタッフが責任を持って、患者さんのフォローアップをさせていただきます。
また、通院困難でも介護認定を受けた方であれば、併設の「介護老人保健施設 栗の郷」で通所リハやショートステイ、訪問リハを利用し、継続的なリハビリテーションが可能となっております。
栗の郷内の居宅介護支援事業所には専属ケアマネージャーが常駐しておりますのでお気軽にご相談ください。
リハビリテーション技術・知識向上のため

理学療法士や作業療法士は病気や怪我に対する知識、治療技術に限らず、在宅生活を支援するための幅広い見識が必要です。このため、当院は「介護老人保健施設 栗の郷」との人事ローテーションや合同勉強会を行うことで、病院でも施設でも同レベルのリハビリテーションを提供できる体制を整えております。
手術見学をして
リハビリテーション科 理学療法士 渡辺峻一郎
私の行っている理学療法は、怪我や病気によって失った歩行能力や日常生活動作機能を取り戻し、再びその人らしい生活を実現する事を目的とします。具体的には、関節や筋肉の機能回復を促し、運動や動作方法の指導、様々な環境整備などを行います。
今回は、大腿骨転子部骨折、膝蓋骨骨折、腰部脊柱管狭窄症の手術を見学しました。大腿骨転子部骨折は、高齢者に最も多い骨折の一つであり、私自身も多くの患者さんを担当しています。実際に手術見学をすることにより侵襲する筋肉や手術方法、時間などが分かり、手術後に出現しそうな痛み、力が弱くなりそうな部位を予測することができ、それによって理学療法を行う際に効果的な訓練方法を選択し、患者さんの回復をより早く促すことが可能となります。手術時間も私が考えていたより短時間で終了し患者さんへの負担が少なく済むことがわかりました。
今回の手術見学を今後の診療に生かし、多くの患者さんの力になりたいと思います。

リハビリテーション科部長 伊藤 崇
岩手医科大学大学院卒業
医学博士
| 専門領域 | 整形外科、リハビリテーション科 |
|---|---|
| 所属学会 資格 |
日本整形外科学会専門医 日本整形外科学会認定リウマチ医 身体障害者福祉法第15条指定医 |

リハビリテーション科医師 児山 遊
東京慈恵会医科大学医学部医学科卒業
千葉大学大学院卒業
医学博士
| 専門領域 | 神経内科、内科 リハビリテーション科 |
|---|---|
| 所属学会 資格 |
日本神経学会専門医 指導医 日本内科学会認定医 身体障害者福祉法第15条指定医 義肢装具等適合判定医 日本医師会認定産業医 |
