医療法人社団 威風会 栗山中央病院

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Tel.043-421-0007 〒284-0027 千葉県四街道市栗山906-1

薬剤科

現在、当薬剤科は一丸となって、下記(1)~(7)の薬剤科の目標達成を目指し、主として入院患者様への薬剤業務を行っています。

  1. 自覚・責任・誠意を持って薬剤業務にあたる薬剤師であること
  2. 患者様・患者様の御家族の信頼に応える為、安心・安全・安定の医療を提供できる薬剤師であること
  3. 人間性豊かな薬剤師であること
  4. 薬剤療法の適正化を目指した業務・教育・研修ができる薬剤師であること
  5. 患者様のコンプライアンス・QOL向上を目指し、患者様の生命・健康に貢献できる薬剤師であること
  6. 医療現場において顔が見え、かつ存在感のある薬剤師であること
  7. 地域の薬剤師・医療機関と連携を図り、地域医療に貢献できる薬剤師であること

薬の効果や副作用・相互作用、薬物療法の意義についても患者様に説明し、安心して治療を受けていただけるよう努力していきたいと思っています。そして、感染制御や糖尿病、NSTなど各領域の専門薬剤師になることを目指し、使命感を持って仕事をしていきたいと思っております。
また、薬剤科の重要課題は、患者様の安全確保です。そのために必要なことは、現場で常に問題点を見つけ、それぞれに迅速に対応し改善することです。発生した問題に対し、直ぐに対策を立てて実行する、更に連動して起こりそうな問題に対しても改善していくという姿勢が、医療事故を起こさないためには何よりも重要だと思っております。
私達の喜びは、患者様が元気になり、患者様・患者様の御家族の笑顔を見ることです。「清く・優しく・温かく」をモットーに患者様・患者様の御家族に接していきたいと思っています。

患者様へのメッセージ

これまでの医療は、患者様は常に受身でしたが、これからの医療は、患者様にも医療に参加していただき、医療を行う側も、受ける側も、同じ気持ちで病気と立ち向かい治療を進めていくことが大切であると思います。また、説明と同意、情報の公開、患者様の意思の尊重も重要なことです。薬剤師の立場から患者様に望むことは、(1)過去にアレルギーを起こしたことのある薬剤・食品等を話していただくこと、(2)他の医療機関も含め、現在服用している薬剤・栄養補助食品を話していただくこと、(3)服用している薬剤の効果や副作用を、ありのまま話していただくことです。それが、薬剤師にとっては患者様の医療への参加であると思っています。

薬剤科業務一覧

入院患者様への内服薬・外用薬の払い出し

入院患者様へのお薬の提供は、患者様個々の状態に応じて、一回服用分を袋に入れたり(ODP)、ヒート包装(シート状のものから取り出す形)で提供したりと変えております。他院よりお薬をもらっている患者様につきましては入院された際にお預かりさせていただき、場合によっては同じ内容でODPの形で提供させていただきます。また、入院された患者様のお薬については薬局内ネットワークシステム(ユヤマ製:YUNICOM)にてお薬同士の相性に問題がないかどうかを確認すると同時に、お薬のODP作業等も平行して行っています。

外来患者様への内服薬・外用薬の払い出し

EDや男性型脱毛症(AGA)等の薬剤についてはその特性上、院内にて調剤し提供します。

入院患者様への注射薬の払い出し

入院中に行われる点滴につきましては、患者様の氏名、部屋番号等を印字したラベルを輸液のボトルに貼付し、病棟に払い出しを行っております。ラベルを貼付することにより、より患者様ご本人と内容の確認を視認しやすくし、誤った点滴の投与を未然に防ぐようにしております。

薬剤管理指導業務

薬剤情報提供書入院患者様に対して、入院時や退院時、あるいは入院中に内服薬から注射薬まで幅広く説明させていただきます。また、単にお薬の説明をするだけではなく、患者様個々の検査値等を確認しながらお薬が適切に処方されているかどうか、また、誤った服用がされてないか等をチェックしております。

製剤

入院患者様または外来患者様に使用する薬剤で、原料のみ流通し、商品として流通していない薬剤について、当院では院内にて調製しております。

薬物血中濃度モニタリング

薬剤感受性試験