医療法人社団 威風会 栗山中央病院

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Tel.043-421-0007 〒284-0027 千葉県四街道市栗山906-1

耳鼻咽喉科

耳鼻いんこう科ってどんな症状の時に診てもらうの?

耳鼻いんこう科では、「耳、鼻、のど」の病気を専門的に診る診療科です。
このような症状でお悩みの方は、軽い症状でも早めにご相談いただくことをお勧めします。

耳の症状

  • 耳が痛い
  • 耳だれが出る
  • 聞こえが悪い
  • 耳鳴りがする
  • 耳がつまる

鼻の症状

  • 鼻がつまる
  • 鼻水が出る
  • くしゃみが出る
  • においがしない
  • 鼻血が出る
  • 鼻がくさい
  • 鼻がのどに流れる

のどの症状

  • のどが痛い
  • のどに違和感がある
  • 息がしにくい
  • しゃべりにくい
  • 声がかれる
  • せき・痰(たん)が出る
  • 痰(たん)に血が混じる
  • 飲み込めない・むせる
  • いびきをかく
  • 味がしない

その他の症状

  • めまいがする
  • フラフラする
  • 顔の表情が上手く作れない、など

詳しい症状については「耳鼻咽喉科の病気」をご参照ください。

こんな症状で行ってもいいの?

患者さまの中には、「鼻がムズムズしてのどもイガイガする…耳も痛いような気がする…」といったいろいろな症状の場合もあります。
それは耳と鼻とのどはつながっているため、そのような事が起こります。そのような時は悩まずにお越しください。
「風邪を引いたのかな?」と軽い症状の場合でも、鼻やのどからくる風邪は耳鼻いんこう科で治療するのが効果的です。

これって風邪?もしかして花粉症?

花粉症の症状は、風邪の症状に似ています。そのため、花粉症であるにもかかわらず、風邪だと思い込んで症状を悪化させてしまう場合もあります。「おかしいな?」と思ったら、お早めにご相談ください。きちんと検査をした上で症状の軽いうちに治療しましょう。

難聴でお困りの方へ

「耳聞こえが悪い」という症状は、「難聴」とも呼ばれます。難聴の起こり方は、徐々に聞こえにくくなるものから、ある日突然聞こえなくなるものまで様々です。いわゆる加齢性難聴は、両方の耳が同じように長年かけて徐々に聞こえにくくなる状態で、誰しもがいつかは経験することになります。補聴器の効果が期待できることが多いので「難聴」と「補聴器」の両方を熟知した当科の「補聴器適合判定医」に、お気軽にご相談ください。

補聴器専門外来 火曜日午後(予約制)

まずは当科を受診していただき、補聴器の必要性があるかをみてから、専門外来をご予約いただきます。補聴器専門外来は、補聴器を購入するための外来ではなく、補聴器を適正に使用していただくための専門外来です。補聴器が必要かどうか迷っている方もお気軽にご相談していただきたいと思います。

医師の紹介

耳鼻咽喉科医師 吉田 泰行

耳鼻咽喉科医師  吉田 泰行

慶応義塾大学医学部卒業

専門領域 耳鼻咽喉科
所属学会
資格
日本耳鼻咽喉科学会専門医
日本医師会認定産業医
厚生労働大臣登録労働衛生コンサルタント
高気圧酸素治療専門医
航空宇宙医学認定医
日本医師会認定健康スポーツ医
人間ドック健診情報管理指導士
日本体力医学会認定健康科学アドバイザー
補聴器適合判定医騒音性難聴担当医

※日本耳鼻咽喉科学会についてはこちらをご覧ください。


当科の医療設備

ネブライザー(薬剤経口吸入機)

ネブライザー

ネブライザーは、鼻やのどの炎症を抑える薬剤を超音波によって細かい霧状にして放出する器械です。細かい霧状にすることによって、患者さまが口や鼻から呼吸をすると共に気管や肺、鼻の奥へ薬剤を送り込んで気管支炎や肺炎の治療を行ったり、炎症を起こして蓄膿になった副鼻腔(顔の骨の中の空洞)の炎症を和らげたりすることができます。

聴力検査

聴力検査

聴力検査は、どのくらい小さな音まで聴こえるかということを測定します。
 周囲の雑音のある環境では正確な検査ができませんので、「防音室」という部屋の中で行われます。

  • オージオメーター…聴こえの検査をします。
  • インピーダンスオージオメーター…鼓膜の振動をみる検査です。中耳に水(滲出液)が貯まると正常の波形が出ません。主に滲出性中耳炎(耳に水がたまる中耳炎)や耳抜き(耳と鼻をつなぐ管の機能)の程度がわかります。

内視鏡検査

内視鏡検査

内視鏡検査は、鼻やのどの奥など、直接見えない場所を電子スコープやファイバースコープで観察します。電子スコープの太さは、スパゲティより少し太めくらいで、柔軟性があり、曲げる角度を調節しながら目的の場所まで進めていきます。電子スコープは、先端にカメラが付いていて、目視するファイバーに比べ鮮明な画像を見ることができます。画像を記録し、検査後に一緒にご覧いただくこともできます。

診察用顕微鏡

診察用顕微鏡

この顕微鏡を見ながら、耳垢取りや中耳の診察・治療を行います。

眼振(がんしん)の検査

眼振(がんしん)の検査

眼振(がんしん)の検査は、眼の動きの乱れを検査します。めまいがあるときに、からだの平衡に乱れが生ずるのと同じように、眼にも乱れた動きが現れます。これを眼振といいます。暗くした部屋で、特殊な眼鏡(フレンツェル眼鏡)をかけて検査します。