リハビリテーション室理念
「清く、優しく、温かく」をモットーに、患者さんの障害に対して回復を図り、ご本人やご家族が「その人らしい生活」を送れるようお手伝いをする
リハビリテーション室概要
威風会リハビリテーション部門(栗山中央病院、栗の郷、訪問リハ)は理学療法士19名、作業療法士1名のスタッフが活躍しています。臨床経験は10年以上9名、10年未満11名とベテランから若手スタッフまで、各部門にバランス良く配置しております。整形外科手術も多数行っているため発症・手術翌日の早期離床リハも重要視しています。その後、退院までの集中的なリハビリから退院後の通院、デイケア、在宅まで幅広いリハビリテーションを提供しております。
リハビリテーション室開設時間 | 午前8時30分~午後5時30分 |
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外来リハビリテーション受付時間 |
午前:7時30分~11時30分(初診は11時30分まで) 午後:正午~5時 |
施設基準 |
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休診日 |
外来、一般病棟:日曜・祝日 地域包括医療病棟、介護老人保健施設栗の郷:日曜・祝日も部分対応 |
主なリハビリ診療実績
- 運動器リハビリテーション
- 腰椎圧迫骨折、脊柱管狭窄症、椎間板ヘルニア、頸椎症、大腿骨頚部骨折、アキレス腱断裂、変形性膝関節症、腱板断裂、肩関節周囲炎、橈骨遠位端骨折、など
- 脳血管リハビリテーション
- 脳梗塞、脳出血、パーキンソン病、脊髄損傷など
- 廃用症候群リハビリテーション
- 外科手術後、肺炎など
- 呼吸器リハビリテーション
- 慢性閉塞性肺疾患(COPD)、肺炎、など
チーム医療、連携体制
当院は、入院や手術からできるだけ早期にリハビリを開始し、退院・在宅支援までスムーズに対応できるよう医師や看護師、医療ソーシャルワーカーとの細かな連携を重視しております。 担当患者さんの手術見学を始め、カンファレンス開催や回診への同行、ご家族のリハビリ見学、在宅リハビリとの連絡なども行っています。
退院支援
退院にあたっては、歩行器や簡易トイレなど福祉用具の選定もお手伝いいたします。また、直接リハビリスタッフがご自宅に訪問し、患者さんの体格やお体の具合に合わせた手すりの設置、体の使い方などのアドバイスをさせていただくこともあります。更に長期的なリハビリが必要な場合、3名の専門相談員を通じて近隣の回復期リハビリ病院等を紹介させていただきます。
退院後のリハビリテーション
退院後、通院可能な方は同じ担当スタッフが責任を持って、外来通院で患者さんのフォローアップをさせていただきます。
通院困難でも介護認定を受けた方であれば、病院併設の「介護老人保健施設 栗の郷」で通所リハビリやショートステイ、訪問リハビリを通して継続的なリハビリが可能です。
※現在、諸般の事情により、他院からの外来リハビリ紹介受付は行っておりません。
新人紹介
氏名:小山 莉央(こやま りお)
・当法人に入職した理由
急性期に興味があり、見学をしたところスタッフの方々の温かい雰囲気が印象的で、患者様に寄り添う姿勢を大切にしていると感じたため、自身も理学療法士として、成長しながら地域に貢献してゆきたいと感じたからです。
・どんな理学療法士になりたいか
患者様が前向きな気持ちを取り戻せるような関わりを大切にし、少しでも笑顔を増やせるような理学療法士になりたいです。
氏名:五島 実咲(ごとう みさき)
学生時代に実習でお世話になった際、理学療法士としての仕事のやりがいや責任を学び、当時ご指導いただいた現在の先輩方に丁寧にご指導していただいたことが印象に残り、入職を希望しました。
今後は一人一人の患者様との関係を大切にし、信頼されるような理学療法士になっていけるように努力していきます。
氏名:高橋 勇聖(たかはし ゆうせい)
・当法人に入職した理由
学生の頃、実習でお世話になって施設の雰囲気がよく、私にとって目標となる理学療法士の方が居たので入職しました。
・どんな理学療法士になりたいか
利用者様の治療と評価を的確でスムーズに行えて、身体のケアだけでなく、精神面のケアも出来るような理学療法士になりたいです。
リハビリテーション技術向上のため
理学療法士や作業療法士は病気や治療技術、在宅生活を支援するための幅広い見識が必要です。このため、当院は「介護老人保健施設 栗の郷」との人事ローテーションや合同勉強会を行うことで、病院でも施設でも同レベルのリハビリを提供しております。主な勉強会は症例発表、介助方法、呼吸、摂食嚥下、ストレッチング、義肢装具、感染予防、ポジショニングなどです。