医療法人社団 威風会 栗山中央病院

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Tel.043-421-0007 〒284-0027 千葉県四街道市栗山906-1

疾患

脳梗塞

脳卒中とくに脳梗塞の早期診断と予防に力を入れています。脳梗塞発症直後で、3時間以内の血栓溶解療法(t-PA静注療法)の可能性があると判断した場合には、実施可能な医療機関に救急搬送させて戴きます。治療後のフォローは当院でも出来ます。高血圧、糖尿病、脂質異常症、喫煙など危険因子の内科的治療管理に加え、頸動脈狭窄症などに対する精査治療の相談にも応じます。

一過性脳虚血発作(TIA)に対する治療を積極的に行っています(TIAクリニック)。軽症のうちに早期診断治療を行い、再発予防を行っていくことが重要です。脳梗塞の再発予防は、非心原性脳梗塞(アテローム血栓性やラクナ梗塞など)の場合は抗血小板薬(アスピリン、シロスタゾール、クロピドグレルなど)の投与が、心房細動などのある心原性脳梗塞の場合は抗凝固療法(ワルファリン、ダガビトランなど)の投与が推奨されています。ワルファリン投与中は、外来で定期的に血液検査を行い、PT-INR(プロトロンビン時間国際標準比)のモニタリングをしながら、至適用量に調整する必要があります。当院外来ではPT-INRの迅速測定を行っており、受診当日に結果がわかります。